メモ

バフチン
バフチン (平凡社新書)
アルヒテクトニカ:建築術
具体的で唯一無二の諸部分や諸契機を目に見えるかたちで必然的に配置し、完結したひとまとまりの全体へむすびあわせるもの

本来、世界あるいはわたしたちには「完結」などありえないのだが、芸術家の場合は「仮に完結させる」ことが許されている。


P.36
作者は自分自身にたいして他者となり、他人の眼で自分を見なければならない。

P.64
言葉は、モノではなく、社会的交通の永遠に動的で、永遠に変化しやすい環境である。言葉はけっしてひとつの意識、ひとつの声で充足することはない。