2014-01-01から1年間の記事一覧

メモ

ここ1、2年くらいは拡散の時期というか、やってみたいことや、外側へ発信してみるというようなことを、なるべく心がけてやってきたけれど、それはそれで収穫があり、面白かったり、新しく知り合う人があったりと、得るものも多かった。 ただ、自分の創作、…

短編小説について

おやつを食べながら、不意に自分の中で印象に残っている短編小説は何だろうか、と考えてみて思い浮かんだもの。ガルシア=マルケス「光は水のよう」 安部公房「手」この2つは決定的に外せない。 自分の中で理想の短編といえばこの2作品。筒井康隆「九月の渇…

メモ

私人 「言語のほうこそが、自らの存在を継続させるための手段として私人を使うのです。」 「詩作が意識や、思考、世界感覚の巨大な加速器だからです。……それはちょうど、麻薬やアルコールに溺れて行くようなものでしょう。」 「自分に与えられた亡命という経…

メモ

■自由への道(二) 126頁 「きれいだよ」と彼は言った。 「そんなことないわ」とイヴィックは笑いながら言った。「それどころか、おそろしいほど醜いの。これがわたしの秘密の顔」 「ぼくはこっちのほうが好きだ」とマチウは言った。 「それじゃあ、明日はこ…