メモ

行動主義
行動主義―レム・コールハースドキュメント
クリシェ[cliche]:乱用の結果、意図された力・目新しさが失われた句(常套句、決まり文句)・表現・概念 etc...

――以下、コールハースのインタビューから――
「僕たちの仕事のかなりの部分は、文化的な違いやズレを敏感に感知することによっていると思うんだ。ニュアンスをちゃんと知覚するためには、現実に身をさらしていなきゃならない」

「共同作業をやる場合、対等でないと困る。そうでないと悪夢になってしまう」
「そこに参加している人間が、何を言っても何をしても、それはちゃんと意味のあるものになり得るのだという自信を与える。あるいは自分の洞察や経験に基づいた見方を主張できるよう自信を与える」

「僕たちが決してとらないのは、“われわれは、何がいけないことかわかっています。そして、間違ったことには関わりません”というアプローチだ。実は、あることに関わり没頭することは、それに対する決定的な批判的力となり得るんだ。そうでなければ、いわゆるモラリストになるだけだろう」

ブランディングというのは大嫌いだ。もっとも馬鹿げたコンセプトだと思う。ブランディングというのは、アイデンティティーを特定の方法で位置付けるための知識が存在するという前提に立っている。けれど、そんな知識はないんだ」

「(写真を撮ることは)単に自分がものを理解し、ちゃんとものを見るようにするためなんだ。写真を撮ると、ものがどう機能し、審美的要素がどう存在しているのかがよくわかるだろう」

「ジャーナリスティックにアプローチするのは手間のかかることなんだけれど、いつもやっている。それは、他人に任せてはいけない」